全社朝礼の改善は「拠点間常時接続 × Good & New」で実現できる|朝礼の課題と解決策を徹底解説

常時接続で朝礼を改善

本記事の要約

全社朝礼は、企業において経営方針の共有や社員同士の一体感を醸成する重要な取り組みとして、長年続けられてきました。しかし近年、リモートワークの普及や拠点分散が進んだことで、「以前のような効果を感じられない」「形だけ続いている状態になっている」と感じる企業も増えています。
本記事では、全社朝礼がなぜ形骸化してしまうのかという背景を整理したうえで、その解決策として有効な 「拠点間常時接続 × Good & New」 という考え方を紹介します。さらに、拠点間常時接続の仕組みや他社事例、朝礼手法「Good & New」の具体的な進め方までを解説し、全社朝礼を再び“意味のある時間”にするためのヒントをお伝えします。

全社朝礼が形骸化してしまう背景

リモートワーク普及・拠点分散による「全員が集まれない」課題

近年、多くの企業でリモートワーク(テレワーク)が定着し、働く場所は大きく変化しました。本社に出社する社員、支店や営業所で勤務する社員、在宅勤務を行う社員が混在する働き方は、今や特別なものではありません。
こうした環境の変化により、「全員が同じ場所・同じ時間に集まって朝礼を行う」こと自体が、物理的に難しくなっています。

その結果、全社朝礼はオンライン会議ツールを使って実施されるケースが増えました。一見すると効率的な方法に思えますが、実際には「カメラオフで参加する社員が増える」「発言者が限られる」「一方的に話を聞くだけになる」といった状況が起こりやすくなっています。

「同じ空気感を共有しにくい」ことによる一体感の低下

全社朝礼の本質的な価値は、単なる情報共有ではなく、同じ空気感を共有することにあります。
対面で行う朝礼では、話し手の表情や声のトーン、周囲の反応といった非言語情報も自然に伝わり、社員同士が「同じ場にいる」という感覚を持つことができます。

しかし、拠点が分散し、オンライン中心の朝礼になると、この空気感の共有が難しくなります。特に在宅勤務の社員にとっては、「自分は朝礼に参加しているが、どこか部外者のように感じる」「会社との距離が広がっている気がする」と感じてしまうケースも少なくありません。
こうした状態が続くと、全社朝礼は次第に“義務的な時間”となり、形骸化につながっていきます。

全社朝礼の改善策「拠点間常時接続 × Good & New」

なぜ「拠点間常時接続 × Good & New」なのか

全社朝礼を改善するためには、単に「オンラインでつなぐ」だけでは不十分です。
必要なのは、環境(仕組み) 中身(手法) の両方を見直すことです。

そこで注目したいのが、

  • 拠点間を常につないで“同じ空間”をつくる 拠点間常時接続
  • 朝礼を参加型に変えるシンプルな手法 Good & New

この2つを組み合わせる考え方です。

拠点間常時接続は、離れた拠点同士でも日常的につながっている状態をつくり、朝礼に「参加している感覚」を生み出します。一方、Good & Newは、発言のハードルを下げ、朝礼を“聞く場”から“関わる場”へと変える手法です。
どちらか一方だけではなく、環境と手法をセットで導入することが、形骸化しない全社朝礼を実現するポイントになります。

この記事で紹介する全体像(この後の流れ)

本記事では、まず 拠点間常時接続とは何か を整理し、なぜ朝礼との相性が良いのかを解説します。続いて、実際に拠点間常時接続を活用して朝礼を改善した企業の事例を紹介します。
そのうえで、朝礼手法 「Good & New」 の目的や効果、具体的なルール・進め方を詳しく解説し、最後に 拠点間常時接続 × Good & New をどのように運用すればよいのかをまとめます。

「全社朝礼を続けているが、効果を感じられない」
「リモート環境でも一体感のある朝礼を実現したい」

そう感じている企業にとって、実践的なヒントとなる内容をお伝えしていきます。

拠点間常時接続とは

拠点間常時接続の定義

拠点間常時接続とは、本社・支店・営業所・工場など、複数の拠点をテレビ会議システムで常につないだ状態にする仕組みです。
必要なときだけ接続する一般的なWeb会議とは異なり、業務時間中は基本的につながったままの状態を維持する点が大きな特徴です。

この仕組みにより、離れた拠点同士でも「同じオフィス空間を共有している」ような感覚が生まれます。
画面越しではあるものの、相手の様子が自然に目に入り、必要なタイミングで声をかけられる環境が整います。

もともとは、拠点間の業務連携やコミュニケーションを円滑にする目的で導入されるケースが多い仕組みですが、近年では全社朝礼との相性の良さが注目されています。

朝礼で“参加感”が生まれる理由

全社朝礼が形骸化してしまう要因の一つに、「自分が参加している実感を持てない」という問題があります。
オンライン会議ツールを使った朝礼では、どうしても一方向の情報伝達になりがちで、聞き手は受け身になってしまいます。

拠点間常時接続では、朝礼の時間だけ特別につなぐのではなく、日常的につながっている状態の延長線上で朝礼を行うことができます。
そのため、朝礼が「イベント」ではなく「日常の一部」として自然に行われ、参加の心理的ハードルが下がります。

また、話し手の表情や周囲の反応がリアルタイムで伝わるため、対面に近い感覚で朝礼に参加できる点も大きな特徴です。
この“空気感の共有”が、全社朝礼における参加感や一体感を生み出します。

なお、テレビ会議システムを活用した常時接続については、資料をご用意しております。
無料ダウンロードの上、ご覧ください。

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【事例】拠点間常時接続で朝礼を改善した企業

事例:株式会社ランドアート様

測量・環境・試験機器などを手がける株式会社ランドアート様では、鹿児島・広島・大阪の3拠点を拠点間常時接続でつなぎ、全社朝礼を実施されています。
導入前は、本社のみで朝礼を行っており、他拠点の社員は朝礼に参加する機会が限られていました。

拠点間常時接続を導入したことで、各拠点が常につながった状態となり、朝礼も自然に全社参加型へと変わりました。
社長のメッセージがリアルタイムで全社員に届くようになり、「全社で同じ方向を向いている」という意識が高まったといいます。

新入社員育成・一体感に効いたポイント

特に効果を実感されたのが、新入社員の育成や定着の面です。
拠点が異なる新入社員であっても、朝礼を通じて顔や名前を覚えやすくなり、実際に会ったことがなくても心理的な距離が縮まったといいます。

また、朝礼という日常的な場面で他拠点の社員の存在を感じられるようになったことで、拠点間の壁が低くなり、組織全体としての一体感が生まれました。
これは、単にオンラインで会議を行っていた頃には得られなかった効果です。

このように、拠点間常時接続は全社朝礼を「全員が参加する場」に変える土台として、大きな役割を果たしています。

▼ ランドアート様へのインタビューについて詳しくは下記の記事をご参照ください。

朝礼手法「Good & New」とは

Good & Newの目的

「Good & New」とは、24時間以内に起きた「よかったこと(Good)」や「新しい発見(New)」を、メンバーが一人ずつ順番に発表する取り組みです。
組織やチームの活性化、アイスブレイクを目的として、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発された手法であり、チームワークの強化やコミュニケーション活性化に効果があることで知られています。

Good & Newは、特別なスキルや準備を必要とせず、誰でも参加できる点が大きな特徴です。
話す内容に正解・不正解がなく、「よかったこと」「気づいたこと」を共有するだけでよいため、発言への心理的ハードルが低く、自然と会話が生まれます。

この手法を朝礼に取り入れることで、朝礼は単なる業務連絡の場ではなく、人と人がつながる時間へと変わります。

Good & Newで得られる効果

Good & Newによって得られる効果は、大きく分けて次の3つです。

1.チームの結束が強まる
日々の小さな成功や発見を共有することで、メンバー同士がお互いの価値観や興味を知るきっかけになります。
普段の業務では見えにくい一面を知ることで、相互理解が深まり、チームとしての結束力が高まります。

2.新たな発見・発想が生まれる
日常の出来事を振り返り、言葉にして共有することで、物事を新しい視点で捉える習慣が生まれます。
アイデアや気づきの交換は、メンバーの創造性や柔軟な発想を促進し、組織全体の活力につながります。

3.気持ちが明るく前向きになる
ポジティブな出来事や発見を共有することで、場の雰囲気が自然と明るくなります。
朝の時間帯に前向きな空気が生まれることで、その日の仕事にも良い影響を与えます。

このように、Good & Newはスタッフ同士が交流する「仕掛け」をつくることで、会社の雰囲気そのものを変える力を持っています。

Good & Newのルールと進め方

Good & Newの基本ルール

Good & Newは、シンプルなルールで運用できる点が特徴です。朝礼で実施する場合、以下のルールが基本となります。

  • ランダムに選ばれた 10名程度のグループで集まる
  • クッシュボールなど、手に持てるアイテムを使用する
  • アイテムを渡された人が話す
  • 基本は 24時間以内にあった「よかったこと」「新しい発見」
    (※内容は自由。縛りすぎないことがポイント)
  • 1人あたり1分程度で話す
  • 話してくれた人に 拍手 をする

拍手を取り入れることで、話し手が安心して発言でき、場の雰囲気も一気に和らぎます。

朝礼での進め方

実際の進行は、以下の流れで行います。

1.10名程度のグループに分かれる
2.誰か一人がクッシュボールなどのアイテムを持つ
3.アイテムを持っている人がGood & Newを話す
4.話し終わったら、聞き手は拍手をする
5.まだ話していない人にアイテムを手渡す
6.全員が話すまで繰り返す
7.最後の人が
 「今日もよろしくお願いします!」
 と言って終了する

この進め方は、離れた事務所やテレワークスタッフと一緒に行うと特に効果的です。
そのため、Good & Newは朝礼の時間に行うことが強くおすすめされています。

拠点間常時接続 × Good & New の運用方法

すぐ始められる型(時間配分・人数・回し方)

拠点間常時接続とGood & Newを組み合わせる場合、難しい設計は必要ありません。
例えば、全社朝礼の冒頭5〜10分を使い、拠点ごとにグループを分けてGood & Newを行うだけでも十分な効果が期待できます。

拠点間常時接続によって、離れた場所にいるメンバー同士でも顔や表情を見ながら話せるため、対面に近い感覚で進行できます。
これにより、在宅勤務や別拠点の社員も「朝礼に参加している」という実感を持ちやすくなります。

Good & Newを継続するうえで大切なのは、ルールに縛りすぎないことです。
話す内容を厳密に決めすぎたり、発言順が固定化されたりすると、再び形骸化する恐れがあります。

あくまで「気軽に話す」「お互いを知る」ことを目的とし、柔軟に運用することが成功のポイントです。
拠点間常時接続という環境と組み合わせることで、朝礼は無理なく続けられる習慣へと変わっていきます。

まとめ:全社朝礼は「拠点間常時接続 × Good & New」で改善できる

リモートワークや拠点分散が進む現在、全社朝礼はこれまでと同じやり方では効果を発揮しにくくなっています。
だからこそ、環境(拠点間常時接続) と 手法(Good & New) をセットで見直すことが重要です。

拠点間常時接続によって「同じ空気感を共有できる場」をつくり、Good & Newによって「参加型の朝礼」に変える。
この2つを組み合わせることで、全社朝礼は再び、組織を一つにまとめる意味のある時間へと進化します。

全社朝礼の形骸化に課題を感じている企業様は、まずは小さな一歩として、
拠点間常時接続 × Good & New による朝礼改善を検討してみてはいかがでしょうか。

拠点間常時接続 × Good & Newによる朝礼改善にご興味がございましたら、無料デモンストレーションにて実際の使用感をお試しいただけます。ぜひお気軽にご相談ください。

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