【2026年最新版】無人受付システムとは?3つのタイプ別比較|特徴・向いている企業・おすすめ製品を解説

無人受付システムにとは 徹底解説 

結論|無人受付システムは3タイプあり、受付の役割で選ぶべき

無人受付システムを調べると多くの製品が並び、どれを選べばよいのか迷うことが少なくありません。しかし実際に重要なのは製品の性能差ではなく、受付にどの役割を担わせたいのかという点です。無人受付システムは大きく三つのタイプに分かれており、この前提を理解せずに比較を始めると、導入したのに業務負担が減らないといった失敗につながります。

1.来客通知型は「社員へ取り次ぐ受付」を代替する仕組み

来客通知型は、来訪者がタブレットなどを操作すると担当者へ連絡が届き、社員が受付まで迎えに行く運用になります。従来の受付担当者が行っていた呼び出し業務をデジタル化するイメージに近く、オフィス受付の無人化に広く利用されています。来客対応の流れは変えず、受付の常駐人員だけをなくしたい企業に向いている方式です。

2.入退館管理型は「施設管理」を中心とした受付

入退館管理型は受付機能に加え、入館証の発行や入退室記録などの管理機能を重視したタイプです。工場や研究施設、ビル管理など、誰が入館したかを正確に把握する必要がある環境で導入されます。来客対応よりもセキュリティや管理体制の強化を目的とする場合に適した仕組みです。

3.遠隔接客型は「窓口業務そのもの」を代替する仕組み

遠隔接客型は担当者を呼び出すのではなく、その場で画面越しに説明や手続きを完結させるタイプです。自治体窓口や店舗案内、サポート受付など、対話を伴う業務を遠隔化する目的で使われます。人を配置しにくい拠点でもサービス品質を維持したい場合に選ばれる傾向があります。

どのタイプを選ぶと失敗しないのか

無人受付システムの導入で失敗が起きる多くの理由は、役割の認識違いにあります。来客を取り次ぐだけの業務に窓口対応型を導入したり、相談業務を減らしたいのに呼び出し型を選んだりすると、期待した効果は得られません。受付の無人化が目的なのか、窓口対応の代替が目的なのかを整理することで、自社に合うタイプは自然に決まります。

製品の比較はその後で問題ありません。まずは受付が担う役割を明確にすることが、無人受付システム選定の出発点になります。

無人受付システムとは?

導入により得られるメリット

無人受付システムとは、受付に設置したタブレットや専用端末を利用し、来訪者が自ら操作して担当者へ連絡を行う仕組みです。来訪者情報の入力、担当者への通知、ビデオ通話の開始などを自動で行うことで、受付担当者が常駐しなくても来客対応を成立させることができます。

単に受付に人を置かないという意味ではなく、来訪から対応開始までの流れを標準化し、業務のばらつきを減らすことが目的です。通知はメールやチャット、カレンダーと連携されることが多く、対応履歴の記録も自動化されるため、管理や運用の効率化にもつながります。

従来の受付システムとの違い

従来の受付では、来訪者が受付担当者に用件を伝え、担当者を内線や電話で呼び出す流れが一般的でした。この方法は柔軟に対応できる反面、担当者不在時の待ち時間や、対応内容の記録が残りにくいといった課題があります。

無人受付システムでは、来訪者が端末を操作すると直接担当者へ通知が届きます。受付担当者を介さないため呼び出しの手間が減り、対応開始までの時間が短縮されます。また、通知履歴が自動で残るため、来客管理の可視化が可能になります。受付業務を「人の作業」から「仕組み」へ置き換える点が大きな違いです。

最近導入が増えている理由は「人手不足・DX・拠点分散」

近年、無人受付システムの導入が増えている背景には、慢性的な人手不足があります。特に複数拠点を持つ企業では、各拠点に受付担当者を配置する負担が大きく、受付業務の集約や省人化が求められるようになりました。

また、DX推進により来訪履歴のデータ化や入退館管理の強化を進める企業も増えています。紙の来客簿では把握できなかった訪問状況を記録できるようになり、セキュリティや業務改善に活用できる点も導入理由の一つです。

さらに、拠点の分散化により、担当者が常に受付近くにいない環境も増えています。無人受付システムを利用すれば、離れた場所にいる担当者でもすぐに対応できるため、働き方の変化に合わせた受付運用が可能になります。

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タイプ別|おすすめ無人受付システム比較

無人受付システムは見た目が似ていても、対応できる業務範囲が大きく異なります。
まずは代表的なシステムを一覧で確認し、その後に特徴を解説します。

無人受付システム一覧比較

システム名システムタイプ対応デバイス企業向け機能無人受付対応
テレ窓遠隔接客型専用端末自治体・公共機関向け
RECEPTIONIST来客通知型iPadビジネス向け
Smart at reception来客通知型iPad / PC大企業向け
ラクネコ来客通知型タブレット中小企業向け
Airウェイト順番待ち管理型タブレット / PC中小企業向け
ACALL来客通知+入退館管理型タブレット / PCビジネス向け
workhub Reception遠隔接客型iPad / PC大企業向け
RURA遠隔接客型タブレット / PC大企業向け
Akerun入退室管理システム入退館管理型ICカードリーダー / スマートフォン大企業向け

テレ窓

自治体・店舗のリモート窓口として人気。閉域網対応、年配者に優しい物理ボタン対応の専用機タイプ

無人受付システムとは?

テレ窓は来客を担当者へ取り次ぐのではなく、その場で相談や手続きを完結させるリモート窓口型の無人受付システムです。画面越しに会話を行いながら案内できるため、窓口業務を集約しつつサービス品質を維持できます。閉域網に対応した専用端末を利用する構成が特徴で、セキュリティ要件の高い自治体や公共施設でも導入しやすい設計です。また物理ボタンによる操作が可能なため、タッチ操作に不慣れな来訪者でも迷わず利用できます。人員配置が難しい拠点や専門スタッフを集中配置したい店舗・行政窓口で選ばれることが多いタイプです。

窓口業務の業務効率化を実現、テレ窓製品パンフレットダウンロード
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RECEPTIONIST

iPad受付の代表的サービス。チャット連携で担当者へ直接通知するオフィス向けタイプ

RECEPTIONISTは来訪者がiPadを操作すると担当者へ直接通知が届く来客通知型の受付システムです。内線電話を介さずチャットやスマートフォンへ連絡できるため、取り次ぎ業務を削減できます。会議室予約や来訪履歴管理とも連動し、オフィスの受付運用を標準化できる点が特徴です。総務担当者の常駐をなくしつつ従来の来客対応フローを維持したい企業に向いています。窓口相談を完結させる用途というより、来客取り次ぎの効率化を目的とするオフィス環境で効果を発揮します。

Smart at reception

Microsoft365・Google Workspace連携が強み。多拠点企業向けの統合受付タイプ

Smart at receptionは社員情報やスケジュールと連携し、来訪者受付と同時に担当者へ通知できるクラウド受付システムです。社内アカウントと紐づけた運用が可能なため、拠点や部署が多い企業でも統一した受付管理を行えます。来客履歴の一元管理や運用ルールの標準化を進めたい企業に適しています。一方で、その場で相談対応を完結させる窓口用途ではなく、企業オフィスの来客対応を効率化する目的で導入されるケースが多いタイプです。

ラクネコ

QR受付と名刺読み取りに対応。来客管理を簡単に始められる中小企業向けタイプ

ラクネコはQRコード受付や名刺読み取り機能を備えたクラウド受付システムです。来訪者情報の登録と担当者通知を簡単に行えるため、紙の来客簿を置き換えたい企業に適しています。入館証発行にも対応しており、オフィス来客管理の効率化を目的とした導入に向いています。窓口業務の代替というより、来客記録のデジタル化と受付の省力化を重視する中小規模オフィスで効果を発揮するタイプです。

Airウェイト

呼び出し管理に特化。店舗や窓口の混雑緩和を目的とした受付タイプ

Airウェイトは来客取り次ぎではなく順番待ち管理を中心とした受付システムです。来訪者の待ち状況を可視化し、呼び出しを自動化することで窓口の混雑を緩和します。飲食店や店舗、窓口カウンターなど来訪者数が多い環境で利用されるケースが多く、受付対応時間の分散に効果があります。担当者へ直接つなぐ受付というより、待ち時間管理を最適化したい施設に適したタイプです。

ACALL

受付とオフィス管理を統合。フリーアドレス環境と相性が良いオフィス管理タイプ

ACALLは受付機能に加え、座席管理や入退室管理などオフィス運用を統合できるシステムです。来客通知と施設利用管理を同時に行えるため、働き方改革やオフィスDXの一環として導入されることが多くあります。来客対応と社内利用管理をまとめて最適化したい企業に向いています。接客や相談を遠隔対応する用途ではなく、オフィス運用の効率化を目的とした受付タイプです。

workhub Reception

ビデオ通話対応。複数企業・共有施設で使われる無人案内タイプ

workhub Receptionはビデオ通話による案内機能を備えた無人受付システムです。受付に人を常駐させずに利用案内を行えるため、複数企業が入居する施設や共有オフィスなどで利用されます。来訪者への説明や案内を遠隔で行いたい環境に適しています。単なる来客取り次ぎよりも、案内対応を伴う受付に向いているタイプです。

RURA

AI・顔認識対応。接客無人化を目的とした案内特化タイプ

RURAは画面越しの接客やAI受付に対応した無人受付システムです。スタッフの常駐が難しい店舗や施設でも対応を成立させられるため、案内業務の無人化を目的とした導入に適しています。受付担当者を呼び出す用途より、接客自体を遠隔化したい環境で効果を発揮します。対話型の案内を重視する施設に向いているタイプです。

Akerun入退室管理システム

スマートロック連携。セキュリティ管理を重視した施設管理タイプ

Akerunは受付というより入退室管理を中心としたシステムで、ICカードやスマートフォンを使った解錠管理が可能です。誰がいつ入館したかを正確に把握できるため、オフィスや研究施設のセキュリティ強化に適しています。来客取り次ぎや接客の効率化ではなく、施設管理を目的とする企業で効果を発揮するタイプです。

無人受付システム導入のデメリット3つ

効率化やコスト削減に貢献する無人受付システムですが、導入を検討する際には、いくつかのデメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。 メリットばかりに目を向けて導入を進めると、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性もあります。ここでは、無人受付システム導入における主なデメリットを3つご紹介します。

導入に初期コストが発生する

無人受付システムを導入する際には、初期コストが発生します。単にシステムを購入する費用だけでなく、設置や設定に関わる様々な費用がかかることを理解しておく必要があります。

  • システム本体費用
  • 設置工事費用
  • 既存システムとの連携費用
  • 運用開始時の設定費用

これらの初期費用は、システムの機能や規模、導入する企業によって大きく異なります。また、導入後も保守費用や通信費用といったランニングコストが発生するため、総合的な予算計画を立てることがとても重要です。

有人の方が好ましいと思う人もいる

無人受付システムは効率的ですが、すべての来訪者がそれを歓迎するわけではありません。特に以下のような場面では、有人受付の方が好ましいと感じる人もいるでしょう。

  • 温かいおもてなしを期待する顧客
  • 複雑な問い合わせや緊急の要件がある場合
  • 高齢者やデジタル機器の操作に不慣れな人
  • 企業のイメージとして「人」による対応を重視している場合

特にBtoC企業や、顧客との対話を重視する業種では、無人化によって顧客満足度が低下するリスクも考えられます。企業文化やターゲット顧客層を考慮し、バランスの取れた受付体制を検討することが大切です。

急なシステムトラブル発生する可能性がある

どんなシステムでも完璧ではありません。無人受付システムも例外ではなく、急なシステムトラブルが発生する可能性があります。

  • 機器の故障
  • ネットワーク障害
  • ソフトウェアの不具合
  • 電源トラブル

これらのトラブルが発生すると、来訪者が受付できない、予約情報が確認できないといった問題が生じ、業務が一時的に停止したり、顧客に不便をかけたりする事態に繋がりかねません。

システムトラブルを未然に防ぐための定期的なメンテナンスや、万が一トラブルが発生した際の迅速な対応体制、代替策の準備が欠かせません。

無人受付システムの導入は多くのメリットをもたらしますが、ご紹介したデメリットも無視できません。これらの点を事前にしっかりと理解し、自社の状況に合わせた最適な導入計画と対策を講じることが、成功への鍵となります。

無人受付システムがZoomで実現可能!iPadなどのタブレットでも使用できる

Zoomでも無人受付システムが実現可能?

近年、上記の比較表にあるReClipのような無料で使用できる受付システムアプリなどが増えていますが、Web会議ツールZoomでも受付システムとしての利用が可能です。

DTENが提供しているZoom Roomsの専用機を使用すれば、Zoomでも無人受付を実現することができます。複雑な操作は不要で、ワンタッチで特定の箇所を呼び出すことができます。また、タッチパネル型のオールインワンタイプなので、コンパクトに設置することが可能です。
使用する会社のアカウントを共有すると、iPadなどのタブレットでも対応が可能になります。

詳しい情報はこちらの記事をお読みください↓
DTEN ME Proをリモート接客に活用!その利便性とその魅力を解説

業界別無人受付システム導入事例の紹介

業界別無人受付システム導入事例の紹介

業界別で活躍する無人受付システムの事例を紹介していきます。

専門スタッフが詳しい製品の説明と販売を促進

無人受付システムの活用事例として、家電量販店での導入が挙げられます。

特に、来店客がタブレットを使用して製品情報を検索し、希望する商品を選択すると、その商品の専門スタッフが自動で通知を受け、来客に対して詳しい説明や販売促進を行う仕組みが導入されています。この仕組みにより、顧客は必要な情報を迅速に得ることができ、スタッフは来客状況を把握した上で、効率的にサービスを提供できます。

弊社で提供している無人受付システム「テレ窓」を導入されて業務効率が改善され、スムーズに運営できるようになった実績もあります。

企業の導入事例

【無人店舗で革新!】テレビ窓口システム「テレ窓」が株式会社セレモニー 次世代葬儀式場『めぐりえ』の遠隔接客システムに採用

その他詳しい活用方法はこちらから
リモート接客を導入される企業様が増加!活用シーンを徹底調査

2040年問題対策として少子高齢化が進む自治体でも活躍!

交番の応対に無人受付を採用し地域サービスを向上

2040年には、全国の自治体の半数以上が「少子高齢化社会」として有力な人手不足と住民サービスの低下に当たると言われています。

熊本県美里町役場では、高齢者を中心とした住民の窓口対応を効率化しつつ、職員の事務負担を軽減するために、無人受付システムを導入しました。 これにより、職員数を増やし、過疎地域でも都市部と同等のサービス品質を確保。限られた人材の資源を有効活用しながら、住民の満足度向上と持続可能な自治体運営を両立しています。

自治体の導入事例

自治体2040年問題に対する美里町役場様のDX推進の取り組み

人口減少と高齢化が加速する地方自治体が選ぶ、サーバレスのリモート窓口システム

まとめ|自社に合う無人受付システムの選び方

無人受付システムは同じカテゴリに見えても、役割や適した利用シーンが大きく異なります。来客を担当者へ取り次ぐ受付なのか、入館管理を目的とするのか、あるいはその場で案内や手続きを完了させる窓口なのかによって、選ぶべき仕組みは変わります。製品の機能や価格だけで比較するのではなく、現在の受付業務が担っている役割を整理することが重要です。

また、導入後の運用も検討に含める必要があります。対応できない来訪者へのフォロー方法、通信トラブル時の代替手段、担当者の通知ルールなどを事前に決めておくことで、運用の負担を減らしやすくなります。無人化そのものを目的にするのではなく、受付業務をどのように改善したいのかを明確にすることで、適した方式が見えてきます。

無人受付システムは設備導入ではなく、受付の仕組みを再設計する取り組みです。自社の受付に必要な役割を基準に選定することで、導入後の効果を実感しやすくなります。まずは現在の受付業務を整理し、どこまでを無人化・遠隔化したいのかを検討することが、最適なシステム選定につながります。

無人受付・リモート接客の導入をご検討なら「テレ窓」

無人受付の導入を検討していても、「自社の運用に合うか分からない」「来訪者が使えるか不安」といった理由から判断を迷うケースは少なくありません。特に窓口対応や案内業務を伴う受付では、実際の使い勝手を確認しないまま導入すると運用が定着しないことがあります。

テレ窓では、実際の受付環境に近い形で操作性や対応の流れを確認できるよう、デモンストレーションやトライアルによる検証が可能です。来訪者の操作のしやすさや、担当者側の対応負担がどの程度変わるかを事前に把握できるため、導入後のギャップを減らすことにつながります。

受付の無人化や窓口の遠隔対応を検討している場合は、まず現在の受付業務がどのように変わるのかを確認することが重要です。自社の運用に適しているかどうかを見極めるための第一歩として、実際の利用イメージを確かめてみてください。

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▼テレ窓の詳細はこちら
https://test.loopgate.jp/telemado/

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