新型コロナウイルス感染症の拡大や働き方改革に伴い、リモートで会議を実施する企業が増えています。
なかでも、テレビ会議は大人数が参加する会議や定例の打ち合わせに向いています。
専用のテレビ会議システムを導入しておけば、いつでも手軽に会議を始められることもメリットです。
今回は、テレビ会議システムならではの機能を解説します。
Web会議システムとは異なる利便性を知るためにも、ぜひご参考ください。
テレビ会議システムの機能
早速、テレビ会議システムの機能を紹介します。
Web会議ならではの使いづらさを実感しているときこそ、テレビ会議への切り替えを検討してみましょう。
1.手間のかからないワンタッチ接続機能
テレビ会議システムは、通常のテレビと同じようにリモコンのボタンひとつで使えます。
パソコンを開いて、会議システムを立ち上げて、参加対象者を選んで…とひとつずつ接続準備をする必要がありません。
リモコンさえ扱えれば誰でも気軽に利用できるので、普段リモート会議に慣れていない人でも安心です。
また、相手先に接続方法を個別にレクチャーするなどの手間が生じないことも、大きなメリットと言えるでしょう。
2.クラウドサーバに接続しないダイレクト接続機能
テレビ会議システムのなかには、クラウドサーバへの接続が要らない端末同士をダイレクトで接続できるものがあります。
オンプレミス型のようにサーバを構築する必要が無く、導入もシンプルです。手軽さと利便性の両方を兼ね備えたテレビ会議専用機ならではの接続方法で、4地点以内の接続のように比較的小規模で同時接続するケースでは特に最適です。
3.閉域環境で使えるオンプレミス型機能
テレビ会議システムは、クラウド型だけでなくオンプレミス型のケースもあります。
オンプレミス型は閉域環境で使えるのでセキュリティレベルが高く、自社のセキュリティポリシーに合わせて自由に環境を構築できます。
保守やメンテナンスも自社で内製化できるので、強固な情報システム部を持っている企業におすすめです。
その分、導入コストが高めになる可能性があります。
あらかじめコスト感を試算しながら見積もりをもらい、予算の範囲内に収まるか検討していきましょう。
また、クラウド型・オンプレミス型両方を提供しているテレビ会議システムもあります。
どちらにも対応しているシステムであれば担当者が環境構築についてアドバイスしてくれる可能性が高いので、悩んでいる方は相談してみましょう。
4.シーンに合わせて使える画面レイアウト機能
画面レイアウト(画面分割)は、会議のシーンに合わせて柔軟に変更できます。
例えば、各地の管理職を集めて実施するマネジメント会議などの場では、主に登壇者となる経営者・役員の画面を少し大きめに配置するのが理想です。
反対に、複数の参加者が意見を出し合うブレインストーミングや、対等な立場の取引先とおこなう定例の打ち合わせでは、全員同じ大きさでの画面レイアウトがおすすめです。
誰が発言者か音声で認識し、発言者の画面だけを自動で大きくする機能が搭載されているシステムもあります。
対面と変わらぬコミュニケーションを重視したいときや、相手の表情・声色・仕草なども見ながら話し方を変えたいときにおすすめです。
5.セキュリティレベルを上げるAES暗号化機能
AES(=Advanced Encryption Standard・先進的暗号化標準)とは、無線LANなどの通信データを暗号化する際に用いられるアルゴリズム技術です。
他にもSSL通信やファイル暗号化にも使われており、アメリカ政府や軍でも採用されるようになりました。
テレビ会議システムのなかにはAES暗号化を使った高度かつ強力なセキュリティを構築しているサービスが存在します。
社外秘としたい経営戦略会議をするときや、不正アクセスを予防しながら大規模セミナーを開催したいときに最適です。
6.テレビ会議以外にも使える多様な機能
例えば、人感センサーとテレビ会議システムを組み合わせれば無人の対応窓口として設置することが可能です。
人が来たことを感知して自動的にテレビ会議をコールセンターや総務などにつなげば、人が常駐することなくリアルタイムな対応ができるのです。
夜間は閉鎖してしまう窓口・出入口に導入すれば、監視システムとしても機能します。
また、100名規模のセミナーや社内イベントに使用することも可能です。
勉強会・周年パーティー・エリア会議などに使える大人数向けのシステムを探している場合も、検討してみましょう。
「LoopGate」なら便利な機能が多数搭載
弊社のテレビ会議システム「LoopGate」には、今回紹介した機能が全て網羅されています。
面倒な設定なくワンタッチでテレビ会議を始めたいときも、Web会議システム以上の利便性やセキュリティを重視したいときもおすすめです。
現在、「LoopGate」は3,000社を超える企業・自治体でご活用いただくようになりました。
多機能さと利便性を併せ持つテレビ会議システムをお探しの方は、お気軽にご相談ください。
まずはお気軽にご相談ください。
オンプレミス版
テレビ会議・
Web会議の
LoopGate
ご相談・お見積
受付中!
オンプレミス版 テレビ会議・Web会議のLoopGateについて、仕様やオンプレミス環境などのご相談を承っています。
テレビ会議システム「LoopGate」を実際に使って試せる無料トライアルも受付中です。
お気軽にご相談・お問い合わせください。
関連ページ
-
オンプレミス・閉域網での利用
常時接続VPNのメリット・デメリットは?仕組みや導入の課題も解説
リモートワークの拡大により、セキュアな通信が求められる今、VPNを利用した常時接続が注目されています […] -
オンプレミス・閉域網での利用
社内LANで実現するテレビ会議の高品質化とそのメリットを徹底解説
社内LANを活用したテレビ会議は、インターネット回線に依存せず、安定した通信環境と高いセキュリティを […] -
オンプレミス・閉域網での利用
閉域網を活用したWEB会議のセキュリティ対策:最適かつ効率的なシステム構成を解説
閉域網対応のWeb会議システムWEB会議の普及が進む中、セキュリティリスクに対する対策はますます重要 […] -
オンプレミス・閉域網での利用
Web会議×専用回線で実現する“ローカル”な高品質接続術
「Web会議が不安定で困っていませんか?」社内会議や拠点間ミーティングでの音声の遅延、画面のフリーズ […] -
オンプレミス・閉域網での利用
時代遅れと言われるオンプレミスの真実:まだ選ぶ理由とは
オンプレミスは時代遅れなのか? クラウドサービスの急速な普及に伴い、「もう時代遅れでは?」という声が […] -
オンプレミス・閉域網での利用
テレビ会議専用機とzoomなどの無料アプリを比較!選び方ポイントを紹介
オンラインコミュニケーションの普及に伴い、Google MeetやSkypeなどの無料Web会議アプ […]
インタビュー・導入事例
-
リモート対応で変わる医療現場—淀川キリスト教病院の【閉域利用】LoopGate活…
淀川キリスト教病院では、コロナ禍を契機に新たなリモート対応の仕組みを導入し、大きな成果を上げています […] -
もう一人で悩まない。“相談できる隣人”が全社に──常時接続が変えた、東日本銀行の…
株式会社東日本銀行 様東日本銀行は、2024年4月に創立100周年を迎える地方銀行です。「中小企業の […] -
サーバをオンプレミス構築し31地点を接続。会議や研修など重要な連絡に活用!Web…
テレビ会議によるリモート環境構築がもたらす効果に期待 愛媛県警察は、県内広大な地域において、従来は本 […] -
オンプレミス型で29地点を接続。業務連絡、研修、各種会議などでの情報共有や意思決…
業務の合理化、働き方の見直し、災害警備体制の強化など、職場環境の向上を目的として 長崎県は、東西21 […]





